02INTERVIEW
コンシェルジュ(営業事務職)M.S(2018年入社)
私が保険というサービスを意識したのは自身が出産した頃にさかのぼります。緊急帝王切開となった出産に対して保険を適用してもらい、保険金に生活を支えてもらう経験をしたことで、社会における保険の役割と重要性を強く実感しました。
出産後に一顧客として利用していた「ほけんの窓口」を訪れたとき、保険に対する自分自身の見方が変わっていることに気がつきました。それまではいろいろな保険商品を扱っている大きな保険屋さんというイメージしかありませんでしたが、自分自身が保険に助けられた経験を経て、人の人生を支える仕事であると認識が変わったのです。
「困っている誰かを助ける仕事をしてみたい」私の中でそうした思いが大きくなり続けていたある日、ライフプラザNEOで働いている知人から「事務職を募集しているんだけどどうかな?」という知らせをもらいました。これまで事務職の経験はまったくありませんでしたが、私の答えは決まっていました。誰かの力になりたい、新しい世界にチャレンジしてみたい、そうした思いに突き動かされながら、ライフプラザNEOへの入社を決め、保険の世界へと足を踏み入れました。
初めての勤務は静岡県にあるウェルディ長泉店です。コンシェルジュとして採用され、お客さまからの電話対応から業務が始まりました。最初は顔が見えないお客さまからのお問い合わせに対応しきれず、お話を聞くことで精一杯の毎日を送りました。まだまだ知識が足りず、また電話対応の経験もありません。上手に対応できずに悔しい思いをする日もありましたが、そんなときに支えてくれたのが一緒に働く仲間たちでした。
周囲が「今日もがんばってるね」「ちゃんと見ているよ」と伝えてくれる環境は、私にとって心強く居心地のいい場所となってくれました。新人が独り立ちできるように見守ってくれる眼差しの暖かさは、まるで家族のよう。入社から1年経過後に大型店舗のサントムーン柿田川店へ異動しましたが、そこでも店舗内の暖かさは変わりませんでした。
目の前の仕事が上手くいかないことが続いていたとき、若い頃だったら「もういい、辞める」と投げ出していたかもしれません。しかし私は、全員で家族のような関係を築きたいという思いであり、どこも真似できない文化である「大家族主義」に支えられてきました。入社して6年目となった今、今度は自分が支えてきてもらったように、後輩たちを支えていきたいと思っています。
コンシェルジュの仕事は事務処理だけでなく、保険契約を結ばれたお客さまへの定期連絡や各種お手続きを担当しています。お客さまに「この保険を契約したから安心」と感じていただけるかどうかは、私たちの対応にかかっているといっても過言ではありません。責任重大な仕事ですので緊張感はありますが、お客さまの安心を支える縁の下の力持ちになれる手応えを感じています。
私は今年、そんなコンシェルジュをまとめるチームリーダーに就任し、3店舗のバックオフィスを統括する立場となりました。リーダーは他のメンバーの模範になるような働きを見せる立場でありながら、誰かに仕事を任せ、成長を促す役割も求められます。決して楽な立場ではありませんが、コンシェルジュの成長の向こう側にはお客さまの安心が待っていますので、とてもやりがいを感じています。お客さまも、スタッフも、全員が幸せになるためには自分に何ができるのか。これからも“大家族のお姉ちゃん”として、誰もが幸せになれるお店作りができるように努めていきたいと思います。
※役職・所属等はインタビュー当時のものです。